男を取り合ってのキャットファイト

陽は既にとっぷりと暮れ、街灯もろくにない寂れた海岸の波打ち際は、深い闇に飲み込まれている。 だが、しかし。凛の正面に立ち尽くす彼女――恋敵である真琴の姿だけはハッキリと視認することが出来た。 その表情は険しく顰められていたものの、恐らく普段は…

人外×素直になれないギャースカ女子2

ふと、読んでいた雑誌から目を上げる。 時刻は昼の三時を過ぎたころで、窓から差し込む陽光は実に穏やかなものである。心地よいまどろみを生む空間の中、何をするでもなく部屋で寛ぐひと時は実に幸せなものだった――目の前に、京極の姿さえなければの話だが。…

人外×素直になれないギャースカ女子1

何故、このような状況に陥ったのか。 何故、そのような行為を強いられるのか。 しかし、今に始まった事ではない。彼はいつだって理不尽な混沌を伴って姿を現し、美咲の頭を悩ませるのだ。「という事で、美咲ちゃん。おクチ、開けて欲しいなあ」 「……今度は何…

幽霊×強気な女の子2

朝、目が覚めたその瞬間に下腹を擦るのが癖になっていた。 お互いの体質にも依る故、そう簡単には事が運ばないとどこかで理解はしていたものの、それにしてはその兆しがあまりにも見えず、朝陽が昇ると共に私はどこか落胆を覚え、なぜ、どうしてと途方に暮れ…

隠語責め近親相姦(♥喘ぎ)

一日の執務を終えたフィリップの全身には、もったりとした倦怠感が纏わりついていた。心地よくも感じるが、しかし、全身が鉛にでもなってしまったかのように重い。 本日の労働をやりきったという充実感と、肉体に蓄積された鈍い疲労感に苛まれながら、フィリ…

マッサージ店にて施術が徐々に妖しく変化

与えられる心地よさに入り混じる不埒な焔に気付けぬほど、美奈子も鈍い女ではなかったし、疲労困憊していたわけでもなかった。 会社帰り、いつものようにハイヒールによって酷使された足腰を労わる為に個人経営のマッサージ店を訪れたわけだが、毎度施術を担…

社会人童貞×JK処女の甘々H

吹きすさぶ風の冷たさに肩を竦めつつ、ヒロは右手に握り締めたスマートフォンのディスプレイ上へと視線を落としながら急いた足取りで繁華街を歩いていた。「はじめまして。優しい方と出会いたいです」それは、男女の出会いを募る出会い系の掲示板に書き込ま…

クラスメイト女子×童貞2

沈む指先を柔らかく包んだ、乳房の感触。そして、自らの熱く滾った劣情を淫らに飲み込んだ膣の蠢き――。思い出すたびに僕の中、本来は深い場所に秘められているとてつもない劣情が力強く脈打つような感覚に捕らわれる。 初めてのセックスを体験してから早一週…

ハイスペック大人女子×冴えない喪女 2

初めて訪れた研究所内は、平凡な会社勤めであるルリの目には何もかもが新鮮だった。 虹彩認証機能やAI搭載の雑用ロボット等々、SF映画のスクリーンからそのまま飛び出してきたような、あまりにも非現実的な空間に思わず気後れしてしまい、進む足取りが慎…

甘々前提の受けのモブ姦(近親相姦要素有)

※サンプル公開にあたり、キャラクター名や特定の固有名詞を伏字に置換しております。 (前略)それから更に十数年の時を経た現在、〇〇はあの頃と同じ寂れた漁村の砂浜にて、時の流れを微塵も感じさせぬ不変の天体を今日も飽きずに眺めている。 時間というも…

権力を笠に着ている系クソ貴族令息×童貞真面目騎士

恥辱、屈辱、陵辱――有りとあらゆる辱めを一身に絶えず受けながら、ラルフは呼吸を荒げ、両手首を拘束する縄が白肌に深く食い込む事にも構わずその身を大きく捩り、眼前にて不敵な微笑を浮かべる男、レオの相貌を睨み据えた。 彼との出会いは忘れもしない、ほ…

ブラック企業退職希望の新人君を優しく宥める腹黒上司のお姉さん。

※当台本はフリー台本ではありません。依頼者様以外の使用は厳禁です。こんな時間までお疲れ様。 なんの作業してたの?私に手伝える事があったら、何でも言ってね。 ……え?退職届?どうしたの、会社辞めたくなっちゃった? うん、うん……。そうなんだ。ごめん…

縄師の狐娘に尋問の末、首を絞めて殺される。

※当台本はフリー台本ではありません。依頼者様以外の使用は厳禁です。 あらあら、随分と可愛いネズミさんが潜り込んだのね。 貴方、お名前は……? どこから送り込まれた間者なのかしら。 そう、答える気がないの。殊勝な心掛けですわね。簡単に自らの主(ある…

ヤンデレ攻によるNTR強姦

グラスの中に沈んだ氷が、からりと音を立てて崩れていく。実に小気味よく、清涼感のある音色で気休め程度には柚月の高鳴る胸を落ち着かせてくれるような気がしていた。「こんなこと、千里さんにしか相談出来なかったから……」視線を手元のグラスに落としたま…

社会人×JK/ラブホで甘々中出し

噎せ返るような熱気と湿気の照り返す路地を抜けてホテルに足を踏み入れた瞬間、心地よい冷気に全身を包まれ、思わず雪子はほっと息を吐いた。 汗の滲んだ肌がたちまち冷えていく感覚が気持ち良い。隣で肩を並べ歩いていたトシも同じ思いだったらしく、額に滲…

片思い後輩×ダウナー系先輩

身体だけの関係だときっぱり宣言したにも関わらず、眼前の男は毎度懲りず、律義にも情事を控えめなキスから始める。 最初は、まるで中学生が交わすような、ただ粘膜を重ね合わせるだけの軽い接触だ。恐らく彼――葵はこの簡素で幼稚な口付けを仕掛けることによ…

呪術師×人魚姫(悲恋物)

SCENE 1BGM(アトランティスの幻想)ナレーター女:むかしむかし、あるところに、人間の王子に恋をしてしまった可哀想な人魚がいました。 彼女は美しい声と引き換えに人間と全く同じ二本の脚を手に入れ、純粋なその心を占める王子のもとへと向かっ…

一人称俺系女子×敬語女子

「あ、っ……。はァ……」ぴたりと肌に張りついたスラックス越しに恐る恐る触れたそこは、既に湿り気を帯びていた。 爪の先で軽く引っ掻けば、ずくりと膣が――否、もっと深い場所、子宮が甘く疼くような感覚を覚え、ミカは早くも吐息を乱し、シーツの波へとその肢…

無邪気女子×流され女子その2

「忘れ、られないんだ……」茹でだこの如く真っ赤に染まった頬を両掌で覆い隠しながらそう白状したリナの姿を、アケミは半ば唖然としたような表情で眺めていた。「だからもっと、アケミに色んなこと……。して、欲しい」先日、ほとんど出来心で彼女の肉体を弄び…

ヤンデレメイド×ふたなり王女(特殊性癖)

自然豊かなこの国の美しさに相応しく、無防備な背中を向けて沐浴に向かうイアルもまた、可憐で高潔な王女であった。 しかし、そんな彼女を今から悦楽で穢してしまおう――と。 密かに企むカスミは高ぶる鼓動を抑えきれず、興奮を押し殺すようにあくまで平静を…

ヤンデレ男子×同級生女子(心中死ネタ)

両手を唇の前ですり合わせながら、私は頭上に広がる重苦しい曇天を見上げ、少々肩を落とした。 もうすぐ雪が降るという予報を目にしていたにも関わらず、傘どころか手袋を嵌める時間さえ惜しんで家を飛び出してきてしまった事を今更ながらに後悔しつつも、私…

無邪気女子×流され女子(蜂蜜プレイ)

「ねえ、マッサージしてあげようか」きっかけは、そんなユウリの何気ない気遣いの言葉であった。 今日は蜂蜜を採取する為に二人で森へと出かけていたのだが、蜜を見つけるまでに手こずってしまった上、それを持ち帰るのもなかなか骨が折れた故に自宅へと帰り…

特殊性癖(足裏くすぐりNTR)

「ほんと、ものわかりの悪い男ってムリ」頭上から浴びせられた嫌悪感たっぷりの言葉は、どくどくと高鳴る駿介の胸を真っすぐに鋭く刺し貫いた。 あまりの暴言、そして現況に思わず眉を顰めたが、そんな些細な不服を示す仕草さえ彼女の気に障ったらしく、立ち…

ハイスペック大人女子×冴えない喪女

約束の時間は、十分ほど過ぎていた。 待ち合わせた駅前のロータリーにて、ルリはスマートフォンを胸の前で握りしめながら、そわそわと過ぎ行く車の列を視線で追いかけ、想い人が到着する瞬間を、今か今かと待ち望む。 ひょんな出会いから親しい付き合いを交…

眼鏡優等生×教育実習生

教師になると決意したのはいつだったか、念願かなってようやく数日前、教育実習生として母校を訪れたのだが、そこで待ち受けていたのは半人前ながらも自分を「先生」と無邪気に慕う純粋な生徒たちと、「……ッ、ンン!」獰猛な素顔を無機質なノンフレーム眼鏡…

モブ×純情な遊び人

不思議なもので、遊ばれている最中は自分が遊ばれているという事実になかなか気づくことが出来ない。 気付くのはそう、いつも連絡がふと途切れたその瞬間だ。 それでも人肌恋しくなるのを堪え切れず、自分を捨てていった相手たちへの想いを抱え込んだまま、…

クラスメイト女子×童貞

震える指先で自室の扉をゆっくりと開いた僕の複雑な心境とは裏腹に、辺見はというと女の子らしかぬ無遠慮さでズカズカと部屋の中へ踏み入り、あろうことか真っ先にベッドへと腰を下ろすや否やまるで他愛もない雑談を繰り広げるかの如きさりげなさでこう言い…

ケモ耳獅子×ケモ耳狛犬

両手両脚を畳の上へと無造作に投げ出し、大鼾をかいて眠っていた漣の鼻腔を、甘い香りがふと掠める。 漂う香りに誘われるようにして意図せず瞼が開き、心地よい夢の世界は途端に現実の向こう側へと追いやられてしまった。 どのような夢であったかなど目を開…

NTR 幼馴染物(BAD ED)

鮮やかな晴天がどこまでも広がる、夏の日の午後。 長期休暇が齎した解放感に誘われ、少し気が大きくなっていた僕は幼馴染と連れ立って少しばかり遠出をしていた。 とはいえ、当時小学生だった僕たちが徒歩で移動できる範囲など、たかが知れていたのだが――い…

吸血鬼悲恋物 BAD END

出会ったのはいつの頃だったか、もうそんなことすら思い出せなくなっている。 あれだけ啜った血の味でさえ、記憶と共に色褪せ消えていった。 あんなにも狂おしく愛した、君の面影を僕はもう辿ることが出来ない。 夜の帳は今朝方から降り続く霧雨によって白く…