GL小説

マッサージ店にて施術が徐々に妖しく変化

与えられる心地よさに入り混じる不埒な焔に気付けぬほど、美奈子も鈍い女ではなかったし、疲労困憊していたわけでもなかった。 会社帰り、いつものようにハイヒールによって酷使された足腰を労わる為に個人経営のマッサージ店を訪れたわけだが、毎度施術を担…

ハイスペック大人女子×冴えない喪女 2

初めて訪れた研究所内は、平凡な会社勤めであるルリの目には何もかもが新鮮だった。 虹彩認証機能やAI搭載の雑用ロボット等々、SF映画のスクリーンからそのまま飛び出してきたような、あまりにも非現実的な空間に思わず気後れしてしまい、進む足取りが慎…

一人称俺系女子×敬語女子

「あ、っ……。はァ……」ぴたりと肌に張りついたスラックス越しに恐る恐る触れたそこは、既に湿り気を帯びていた。 爪の先で軽く引っ掻けば、ずくりと膣が――否、もっと深い場所、子宮が甘く疼くような感覚を覚え、ミカは早くも吐息を乱し、シーツの波へとその肢…

無邪気女子×流され女子その2

「忘れ、られないんだ……」茹でだこの如く真っ赤に染まった頬を両掌で覆い隠しながらそう白状したリナの姿を、アケミは半ば唖然としたような表情で眺めていた。「だからもっと、アケミに色んなこと……。して、欲しい」先日、ほとんど出来心で彼女の肉体を弄び…

ヤンデレメイド×ふたなり王女(特殊性癖)

自然豊かなこの国の美しさに相応しく、無防備な背中を向けて沐浴に向かうイアルもまた、可憐で高潔な王女であった。 しかし、そんな彼女を今から悦楽で穢してしまおう――と。 密かに企むカスミは高ぶる鼓動を抑えきれず、興奮を押し殺すようにあくまで平静を…

無邪気女子×流され女子(蜂蜜プレイ)

「ねえ、マッサージしてあげようか」きっかけは、そんなユウリの何気ない気遣いの言葉であった。 今日は蜂蜜を採取する為に二人で森へと出かけていたのだが、蜜を見つけるまでに手こずってしまった上、それを持ち帰るのもなかなか骨が折れた故に自宅へと帰り…

ハイスペック大人女子×冴えない喪女

約束の時間は、十分ほど過ぎていた。 待ち合わせた駅前のロータリーにて、ルリはスマートフォンを胸の前で握りしめながら、そわそわと過ぎ行く車の列を視線で追いかけ、想い人が到着する瞬間を、今か今かと待ち望む。 ひょんな出会いから親しい付き合いを交…