知らずに媚薬飲んじゃった女の子をヨシヨシ

こだわりコースより御依頼

頂いたご依頼内容
知らずに媚薬飲んじゃった受をヨシヨシするセックス
対面座位

「あ、あああ……っ」

意図せず湧き上がるあまりにも強引な劣情は、悦楽よりもまず先に未知なる恐怖を〇〇へと齎した。
例によってこちらの都合などお構いなしに現れた××によって面倒ごとに巻き込まれた挙句、あろうことか何かの手違いで官能を半ば強制的に肉体へと呼び起こす媚薬を口にしてしまった〇〇はというと、彼の太腿に乗り上げ、その細身ながらもどこか男らしさのある背にしがみつきながら性交を強いられている。
曰く、薬の効果を手取り早く打ち消すには熱が治るまでセックスに興じるのが一番であるらしい。確かに次々と疼き続ける子宮めがけて襲い来る悦楽になんの対処もせず、ただ時が過ぎるのを待つのはほとんど拷問に近いだろうと察してはいたが――しかし。
こうして××と身体を重ね続けていても尚、奥底から沸き上がり続ける劣情はもはや狂気的だ。浅ましい欲望を満たそうとすればするほどにそれは肥大化し、〇〇のすべてを蝕んでいった。

「もう、やだあ……っ」

こんなのは、おかしい。こんなのは、私の身体じゃない。
泣き縋りながら〇〇は首を横へと振り、あまりにも強すぎる悦楽と留まる事を知らない欲求を全身で否定しようと試みた。

「うん、辛いよね。苦しいよね……。だからさ、今日はボクがとことん付き合ってあげるから。〇〇ちゃんの気が済むまで、身体がラクになるまでこのままずっとナカにいてあげる」

鼓膜をじくじくと疼かせるような甘い声音で吹き込まれ、〇〇は揺さぶられながら微かにその顔を上げて眼前にて煌めく男の双眸をふと見つめた。
涙に滲む視界の向こう側、深紅の瞳が仄かな光を灯して〇〇の痴態を射止めているのが分かる。その眼光さえなんだか淫靡なもののように思えてきて、いよいよ〇〇は自身の肉体から理性が一切合切消え失せようとしている気配を感じ取ってしまう。

「××、さ……っ」

思わず、哀願するような声が出た。
するとそんな〇〇に応えるかの如く、××は薄く微笑み、控えめに弧を描いた唇で優しくもありながらどこか熱情の窺える口づけをひとつ与えてみせた。

「ン、ぁ……!」

絡めとられた自身の舌先が、いつもより熱く熟れているのが分かる。
〇〇のあらゆる器官が××から齎される悦楽に飢えているようで気恥ずかしかったが、照れ隠しや強がりなどで取り繕う余裕など残されているはずもない。

「あは、〇〇ちゃんの舌――あついね。溶けちゃいそう」
「んん! ァ、だめ……。とけるの、いや……!」

感覚的には比喩でもなんでもなく、本当に心身が蕩けて無くなってしまいそうで恐ろしかった。
一方の××はそんな〇〇の突飛な懸念を見透かしていたのだろうか、くすりと小さく笑いながら、まるで幼児でもあやすような手つきでシナモンベージュの長い髪を何度も撫で梳き、唇を押し付ける。

「……大丈夫だよ。〇〇ちゃんの身体が全部溶けちゃっても、一滴だって零すつもりはないからさ」

刻まれる律動が激しさを増し、再び贈られた口付けも殊更に深いものとなる。
擦れ合う唇の弾力が気持ち良い。
絡めた舌先のみずみずしさと熱っぽさが気持ち良い。
疼き続ける子宮を突き上げる××自身が、そこから生じる激しい摩擦が、強引に割り開かれる粘膜の感触が、気持ち良くて堪らなかった。

「だめ、××さ……! ほんとに、だめだから……っ」
「駄目じゃないよ。怖がらなくていい――だって〇〇ちゃんのカラダ、こんなにも悦んでるじゃない」

瞬間、熱く硬く膨らんだ××自身の先、亀頭が膣内の性感帯、所謂Gスポットを掠め、そして貫いた。

「あああああ……っ、ンあああ!」
「っ、は……。すごいね、〇〇ちゃん。イッちゃった? ナカが凄くうねって締め付けてくる――ボクのことも食べて溶かそうとしてるみたい」

息を詰めながら、××は苦笑交じりにうっとりと囁き、自らの背にしがみついたまま快楽の余韻に震える〇〇を柔く抱き留める。

「このままボクも〇〇ちゃんと一緒に溶けて無くなっちゃおうかなあ……。ねえ、すごくイイと思わない? 二人でどろどろになって、混じり合って、まさに一心同体になるんだ」

睦言のような、脅迫のような、甘くも物騒な発言と発想であったが、いよいよ最後の理性も砕け散ろうとしている〇〇にとって××のそんな提案は、ひどく魅力的なもののように思えてきた。

「ふふ、まだまだ疼いてるみたいだね。いいよ、何度でも〇〇ちゃんのこと慰めて、イカせてあげるから。こうなっちゃったのは一応、ボクの責任だし……ね」

自責の念を感じている割には、その口調や表情に反省が微塵も浮かべられてはいなかったものの、悦楽に支配された〇〇がそんな××の様子に気付けるはずもなく、互いの肌を取り巻く空気はより濃厚な甘さを纏っていつ終わるかも分からない情事を彩るのであった。